みなさんこんにちは!
前回は素体のための骨組みまで作ったので今回はその骨組みにファンドを盛っていきましょう!
アートクレイ ニューファンド
皆さんどんな材料でフィギュア制作してますか?
グレイスカルピーとかエポキシパテとか、いろいろありますけどぼくはアートクレイのニューファンドを使ってます。
使うきっかけは通ってる教室で薦められたから。
後々浮気して他の粘土にも手を出すんですけどなんだかんだこれに戻ってきます。
変な匂いもしないし、粘土同士の接着や粘りの調節は水だけで出来るんですよ。
でもそれだけならどのファンドにもいえるけどもう1つ、ニューファンドは特にきめ細かくて伸びがよく、コシが強い。
固まると石粉粘土というだけあって真っ白な石のようになります。
なんだこれは(苦笑)
ウルトラマン作る前に図鑑見ながらひとりで作ってみたティラノサウルス?(の途中)だったかな。
本当に石のようになるのでそこそこ重さがあっても細い足でちゃんと自立してます。
その反面乾いていない状態でのやわらかさは他のファンドに比べると結構硬いかも。
このへんは好みが分かれるところですね。
ぼくはその硬さ、というかコシが気に入ってますが。
さて、前置きが長くなってしまいましたがぼちぼち盛っていきましょうか。
骨組みに土台となるファンドを盛ろう!
ファンドはあまり1度にたくさん盛ると芯の部分がいつまでたっても乾燥しません。
そのため、はじめのうちはうすーく少しづつ盛っていきます。
関節部分はポーズの変更が出来るようにこの時点ではファンドは盛りません。
まずは正面から。
胴体は設計図に描いた大まかな胸板、肋骨や骨盤を意識して平らに盛っていきます。
腕の関節はもう埋めちゃってますがこのくらいならまだまだ動かすことが出来ます。
そうそう、顔は仮のものですよ!
全体のイメージを見るためにとりあえず大体の大きさと、まぁウルトラマンだとわかる程度に造形(笑)
別アングルから。
ちょっとだけ胸から腹筋、股間までの厚みを出してます。
まだまだ薄っぺらいですが少しずつね。
そして可能であればここで1度オーブンで強制乾燥させるか1~2日空けるのがベスト。
というのも次の工程では背中にファンドを盛るので、先に盛った胴体正面のファンドがきちんと乾いていないと素体を持った時に指でへこませてしまう恐れがあるんですよ!
ていうかほぼほぼやります!
すぐに先に進みたいあまりついついやってしまうんですよねー。
どうしても作業したいなら他のパーツをやりましょう!
背中です。
このぺらぺらな段階でも首の付け根から僧帽筋(肩こりになるとこね)
背中を上下に大きく走る広背筋などを意識して盛り付けます。
背骨に向かう肩甲骨と広背筋の傾斜が難しい!
1回や2回作っただけでは人体の解剖学なんてそうそうわかりません。
解剖学の美術書とにらめっこしながら作っていきます。
裏表とファンドを盛ったので少し厚みが出てきました。
その分、乾燥に時間がかかるので1度ここで時間をとろうと思います。
次回はここからさらにお尻と足、そして正面に戻ってさらに盛り付けしていきます。
それではまた!