では下地塗装が終わったので本塗装に入っていきましょう!
ガメラのキットはもういくつも作ってるんで今回の塗装は結構遊んでみるつもりです。
僕はガメラやゴジラを塗るときは青味の強いジャーマングレーから立ち上げていくのですが、今回は基本筆塗りで特にこれといったイメージを持たずに手探りで筆を進めていきます。
まずは前回までのおさらい。
今回初めて胡粉ジェッソなるものでザラザラとしたテクスチャーをつけてみました。
白い部分がジェッソですね。
で、ここから筆を入れていくわけですがこの胡粉ジェッソが筆の圧や各種溶剤に耐えられるのかも検証しつつ作業していきます。
ざっくりと塗料をのせてみました。
その際、筆を走らせるというよりは塗料をポンポンと置いていくような感じで。
ジェッソが剥がれないか心配だったのと塗料を塗ったくるとわざとらしくなるかなと。
んー今のところジェッソは大丈夫そうですね。
少しずつ色を増やしていきましょう。
まずはこんな色を使ってみました。
•ガイアカラー レディッシュ ウォームホワイト(バーチャロンカラー)
•MR.カラー タン
•MR.カラー ブラウン
•MR.カラー パープル
ガイアカラーのウォームホワイトはまあ言ってみればアイボリー色ですな。
セガのゲーム、バーチャロンの専用カラーだとは最近知りましたw
怪獣塗るときは牙や爪、口の中の下地カラーとして随分お世話になっております。
MR.カラーのタンとブラウンはホワイトにいろいろな調子をつけるため使用。
パープルは自分でもなんで買ったのか、何に使ったのかもわからないくらい使ってなかったので影の色として使ってあげましたw
ブラウンが思いの外赤みが強く、ウォームホワイトと混ぜたことでブラウンというよりはほとんどピンクですね。
影として塗ったパープルもなかなか強い主張だ…。
テコ入れとしてグリーン系を入れてみましょう。
•MR.カラー グリーンFS34227 イスラエル砂漠迷彩色
砂漠迷彩色なのに鮮やかなグリーンてどういうこっちゃ?
これも買ったはいいけど出番がほとんどないので登場して頂きましたw
ん〜ジェッソのテクスチャーも相まって甲羅についた苔のようにも見えるな。
そして先に塗ったピンクのようなブラウンが他の色になかなか負けてくれない。
良くも悪くも哺乳類的な温かみがありますね。
ピンクブラウンとパープルの主張が強いのでここらで一度ブレンディングすることにします。
ブレンディングとは要するに溶剤だけを含ませた筆で塗料をなじませてやるのです。
短くカットしたコシの強い筆でチョビチョビやっていきますよ。
甲羅という名のキャンパスですねw
パープルが馴染んできて生物感が出てきたんじゃないかな。
あえてゴールを設定しないやり方なので今回はひとまずここまでにしときます。
時間を空けて見てみて少しづつ手を加えていければいいかな。
さてさてどんな出来になるやら。