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ファンドでウルトラマンパワードのフィギュアを作ろう!その⑥

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今回は腕~手首を作ります。

手は情報量が顔と同じくらい多いところ。

おそらく最後の最後まで修正を続けることになると思います。

こちらで解説したものと最後で全然違う形になっているなんてこともありそうですね。

ではいってみましょー。

ファンドでウルトラマンパワードのフィギュアを作ろう!その⑤前回ウルトラマンの顔を作っていきましたが今のところまだまだ納得のいく出来にはなっていません。 ただ顔ばかり作業していても先に進めな...

ウルトラマンパワード 腕の制作

まずは肩ですね。

肩は3つの筋肉に分かれています。

なのでファンドを3つに分けて盛ります。

前、真ん中、後ろ、と。

 

 

二頭筋、いわゆる力こぶ。

腕が伸びているので大きなこぶにはなりません。

まだ土台の部分なので盛り付けは大雑把

で構いません。

 

最終的に見えなくなってしまいます。

ですが筋肉がどんな分割で、どんな流れで

体についているかファンドで再現しながら

盛り付けるとその後の完成度が全然ちがいます。

 

力こぶと反対側にある3頭筋は横からみると

左右非対称になります。

 

 

 

 

肘から先、前腕は2つの筋肉に挟まれるようについています。

なのでファンドも同様に盛り付けます。

ふくらはぎと同じく前腕は左右非対称。

外側は上部が急なカーブ、内側は緩やかなカーブ。

 

ウルトラマンパワード 手の制作

 

まず手を作るときに気を付けたいのは

親指だけ生える向きが違うということ。

人差し指から小指はまとめて写真のように板状に

作り出してから親指を付け足します。

 

 

 

かなり薄いですね。

ニューファンドであればこの薄さでも

乾燥すればそこそこの強度があるので大丈夫。

 

 

 

 

親指の向きは残りの4本の指から対になるように。

作業を続けていくとあらぬ方向に角度が変わっていることがよくあるので絶えず確認しながら。

 

 

 

 

こんなふうにね。

まだ粘土が柔らかいうちにハサミなどで

人差し指から小指まで切り分けておきます。

ある程度の形を出したら一度乾燥させます。

 

 

 

 

 

切り分けた指に関節の線を引きます。

 

 

 

 

 

そして関節と関節の間をデザインナイフで少しくりぬいて

「節」を作ってるところ。

その節を埋め尽くさないよう、うすーく、本当にうすーくファンドを盛ってなじませていきます。

この大きさで水をつけすぎるとべちゃべちゃで作業にならなくなるので注意!

 

 

指に気を取られて結構見落としがちですが

手の平にもしっかりファンドを盛って造形しましょう。

手の平は手首付け根部分、左右の肉が盛り上がって

中心が凹んでいるように見えます。

これは手が思い切り開いていても同じ。

度合だけの違いですね。

 

 

色々な角度から形を確認していきましょう。

今のところ悪くなさそうですね。

 

 

 

 

製作が進むにつれてだんだんとやることが増えてきました。

顔を作りつつ、手も作りつつ、体も・・・。

マルチタスクは僕の最も苦手とするところなんですがなんとか制作の進行バランスを

保ちつつ頑張っていきたいと思います。

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