ということで今回は「デッカード&マックスキャノン」!
コトブキヤ勇者シリーズのプラモデルとしては初の「合体前」、「単体ロボ」での登場です。
・組立て時間 約1時間半(マックスキャノン含む)
・ペーパー表面処理 400〜600番
・塗装 黒と金色部分
・墨入れ(エナメル)
・つや消しコート
全高約12㎝
・眼
・胸の逆三角形白いライン
・両耳赤い部分
これらは塗装済みパーツになっていますがなぜか両肩アーマーは素組みのキットでは無塗装の青いパーツ。
設定上は写真のように黒地に金色のライン。
ここは一手間かけて塗装しておきたいところですね。
ここの塗装あるなしで全体の締まりが全然違います。
こちらは素組みの状態。
組んでみた率直な感想は「よく出来た食玩」。
その大きさゆえ上記の部分塗装、墨入れをしないと安っぽく見えます。
そしてマックスキャノン込みとはいえ定価7480円は割高感がありますね。
とはいえ可動、プロポーションは共に素晴らしいです。
手のひらサイズでよく動く工夫がなされています。
膝立ちも何のその。
ジェイデッカーと。
これ以降はマックスキャノンともう少し掘り下げたレビュー(素組み時点のもの)もしましたのでよろしければどうぞ。
目次
パッケージ
マックスキャノンがついているとはいえ「単体ロボ」での発売なので箱はエクスカイザーやジェイデッカーより小さめ。
先に発売されたジェイデッカーの箱と比較するとちょうど半分の大きさ。
ガンプラだとMGの箱の大きさとほぼ同じくらい。
側面。
デッカードの付属品やマックスキャノン、ジェイデッカーとの連携などが記載。
デッカード
デッカードは「勇者警察ジェイデッカー」に登場するブレイブポリス所属の刑事ロボ達のリーダー。
マックスキャノンは「白バイ刑事ガンマックス」がサポートメカ「ガンバイク」と合体変形してできる大型光線銃。
先に発売されたジェイデッカーに取り付けることでジェイデッカーマックスキャノンモードにすることが出来ます。
ジェイデッカーを持っているならある意味こちらの方がお目当てって方も多いのではないでしょうか(笑)
・組立て時間 約1時間半(マックスキャノン含む)
(部分塗装&艶消しコート予定)
ん〜まさに小さい頃テレビで見ていたデッカード!
プロポーションは文句ないですね!
側面から。
背面。
膝関節のスカスカっぷりが気になりますが関節自体は結構固く、バランス保持には何の問題もありません。
シリーズ初の「単体ロボ」ということで大きさは全高約12㎝。
その大きさも相まって食玩ぽくもあります。
先に発売されたジェイデッカーと。
設定上は同一のロボですがこうして見ると親子みたいですね(笑)。
バストアップ
頭部パーツは分割線が気にならないよう上手く工夫されています。
そのため強度を気にしなければ無理に接着する必要はないので顔のパーツ交換は簡単に行えます。
フェイスパーツは3つ。
写真の撮り方が悪くて違いがよくわかりませんが(苦笑)実物も「微笑み」と「通常」はよく見ないとわかりません。
顔だけでも墨入れはした方が良さそうですね。
ということで墨入れしました。
ついでに額のエンブレムも金色で塗装。
塗装済みパーツ
・帽子のツバ
・アンテナ(耳?)
・フェイスパーツ
・胸パーツ
特にフェイスパーツはこの大きさで塗装となるとかなり難易度が上がるので目だけでも塗装されているのはありがたいですね!
肩アーマーは本来、黒地に黄色の配色があるのですがキットではなし。
このキット1番の難点はここ。
シールで補完するわけでもなし、これは無塗装派にはキツイですね。
顔や胸みたいに塗装済みパーツにするか黄色いラインだけ別パーツにして欲しかった!
仕方ないので塗装しました。
ここが塗装されているかいないかでキットの締まりが全然違う!
ジェイデッカーの金色部分は最近お気に入りのエルドランゴールドを使用しました。
付属品
毎度このシリーズは手首パーツが豊富ですね。
右端の手首は警察手帳を持たせるためのもの。
警察手帳3種類
正面から見ると分からないんですけどが左が「全開き」。
真ん中が「半開き」。
右が「全閉じ」
3つもいるのかな?
拳銃と警察手帳持たせてみました。
可動について
太ももは下にスライドすることで可動域を大幅に増やすことが出来ます。
前腕も同様。
写真では向かって右側、前腕を下に下ろしています。
プロポーションを損なわずに様々なポーズが取れる素晴らしいギミックですね。
胴体は胸部と腹部が別パーツになっていて可動域向上に一役買っています。
マックスキャノン
ある意味このキットの目玉でもあるマックスキャノン。
単体ロボでのボリューム不足をこういった形で補ってくれるのはファンとしては嬉しいところ。
マックスキャノンは「ガンマックス」とサポートメカ(というかただのバイク)である「ガンバイク」と合体することで完成する大型光線銃です。
ガンマックスがバイクに座ったまま吸収されていくかのような合体描写がテレビで見ていた当時結構衝撃だったのを今でも覚えています(笑)。
手持ちの武器がどんなものかテレビ放映当時はあまり見てなかったのですがこんな形してたんですね。
マックスキャノン後部にガンバイクの面影が。
そうそう緑と白のツートンカラーだったんですよ、ガンマックスは!
側面にはジェイデッカーに取り付けるための可動ジョイントがあります。
ところで今回のキット。
売りであるはずのマックスキャノンの詳細に説明書はおろかボックスアートでも触れられておりません!(苦笑)
劇中ではガンマックスと色々な軋轢を経てやっとマックスキャノンとしてジェイデッカーに協力するっていうのに!
そこらの経緯だとか設定資料みたいなものは説明書でも触れて欲しかったな…。
ジェイデッカー マックスキャノンモード
さて、それではいよいよジェイデッカー、マックスキャノンモード見ていきましょう!
かっこいい!!
これだけでかい武器がくっつくと物凄いボリュームアップします!
そしてマックスキャノンがデカすぎて撮影ブースに入り切らない(汗)。
マックスキャノンは持ってるだけで様になりますな〜。
ろくなアングルがなくて申し訳ない。
実物はもっとカッコいいのよ。
これを機に撮影ブース拡大しよう…
マックスキャノンの取り付け方
ジェイデッカーのサイドスカートをマックスキャノン取り付け用のものに交換します。
そのサイドスカートにマックスキャノンのジョイントを接続。
ジョイントは2箇所可動するのでジェイデッカーのポーズにある程度は対応可能。
反対側のトリガー部分にジェイデッカーの武器用持ち手をつけて完成!
持ち手は結構無茶な角度になっています。
マックスキャノンのでかさのせいで可動やバランス保持は限定的になります…。
こちらの記事では「勇者シリーズ」プラモデルの組立て、塗装をする際の注意点まとめました。おそらく基本的な関節構造はどのキットにも流用されると思われます。忘備録としてシリーズが継続するに合わせて随時更新予定。
まとめ
以上、コトブキヤ勇者シリーズプラモデルより「デッカード&マックスキャノンでした!
シリーズ初めての「単体ロボ」ということで僕も発売前から楽しみにしていました。
まずは主役とはいえ「素体」であるデッカードがこうしてキット化されたことが非常に
嬉しい!
勇者シリーズ放映当時、親に買ってもらったおもちゃは変形合体を優先させるあまりこういう単体ロボのプロポーションにしわ寄せが1番きちゃってたんですよね。
あの頃本当に欲しかったかっこいい勇者たちが棚に並んでいく様はファンとしては堪らないものがあります。
今後発売される予定の「デューク」との「ファイヤージェイデッカー」を再現するのが今から楽しみです!