グレートエクスカイザーは「勇者エクスカイザー」に登場するキングエクスカイザーとドラゴンジェットが合体してできたエクスカイザーの最終形態。
コトブキヤからは以前「Dスタイル」としてデフォルメされたキングエクスカイザーが発売されていました。
今回のシリーズは同じくコトブキヤから変形合体を省いて劇中のプロポーションと可動に重点を置かれたプラモデルになっています。
エクスカイザー発売時点では「ジェイデッカー」「デッカード」など、あまり商品化に恵まれてこなかったキャラクターラインナップが発表されています。
今回はその第1弾として発売された「グレートエクスカイザー」をご紹介!
目次
パッケージ
かっこいいボックスアート!
左下には勇者シリーズ30周年の文字が。
MG陸戦型ガンダムの箱との比較。
箱は最近のMGみたいに薄くてデカい。
グレートエクスカイザー
・組立て時間 約2時間
・表面処理を経て関節(ABSパーツ)以外を全塗装済み。
塗装レシピ
・赤 モンザレッド 50%:シャインレッド50% いずれもMr.カラー
・青 コバルトブルー60%:インディブルー40% いずれもMr.カラー
・金色 エルドランゴールド ガイアカラー
・白 EXホワイト ガイアカラー
・黒 つや消し黒 水性ホビーカラー
まさに幼い頃テレビで見ていたグレートエクスカイザー!
プロポーションは文句のつけようがないですね。
変形合体する玩具もいいけどカッコよさをとるならやっぱりこっちかな。
側面。
背中。
バックパックにはドラゴンジェットの意匠が残されています。
翼は奥、手前に少し可動。
バストアップ。
勇者シリーズといえばこの胸ライオン!!
後々のシリーズでも「ダ・ガーン」や「ガオガイガー」にも受け継がれる勇者シリーズのアイコンともいえる意匠です。
・ライオンの口は若干の開閉が可。
・緑のクリアパーツ成型。
・立髪は金色と赤色部分でそれぞれ別パーツ
なかなかの精密感があります。
マスクパーツは最初から眼の部分が塗装済み。
無塗装派にはありがたい配慮ですね。
僕は眼の塗装を潰したくなかったのでマスクパーツは塗装しませんでした。
肩関節は手前、奥と可動域動かせるのですが、胸ライオンの立髪が邪魔であまり可動域を活かせません(苦笑)。
因みに青い肩アーマー内にも関節があり肩アーマーだけである程度独立して動かせます。
腕。
可動域を広げるために手首付け根の青いパーツにも関節が仕込まれています。
足。
こちらもスネの白いパーツと青いパーツに関節が仕込まれています。
腕ほどの可動域はなく、爪先がほんのちょっと内側を向く程度。
大袈裟に仁王立ちさせてみましたがバランスには問題ありません。
さりげないギミックですがあるのとないのでは結構違いますね。
膝はかなり曲げられますが足首が前後にほとんど動かないため膝立ちは無理。
これはデザインの仕様上、致し方ないところですね。
サイズ比較。
1/100サイズのガンプラと同程度。
グレートエクスカイザーはヒーロー体型で頭部が小さいので結構小さく感じます。
付属武器
武器は4つ。
写真左から順に
・カイザーソード(キングエクスカイザー)
・ドラゴンアーチェリー
・カイザーソード(グレートエクスカイザー)
・カイザーソード(パース付き)
※パース付きカイザーソードは塗装忘れてサフ吹いたまんまの状態です(汗)
武器持ち手は武器側に付けた状態にしてます。
というのも持ち手はしっかり武器に固定されているわけではなくズルズル滑って塗装が剥げる恐れがあるため。
こちらの記事では「勇者シリーズ」プラモデルの組立て、塗装をする際の注意点まとめました。
おそらく基本的な関節構造はどのキットにも流用されると思われます。
忘備録としてシリーズが継続するに合わせて随時更新予定。
実は今回のグレートエクスカイザー、塗装の際にABSパーツをいくつか破損してしまいました。
皆さんも同じ失敗をしないよう参考にして頂ければと思います。
まとめ
まず現代の技術でテレビで見たさながらのグレートエクスカイザーがこうして世に出たことがとても嬉しかったですね。
マスクは塗装済みパーツ、キットの色分けもしっかりされていて未塗装でもかっこいいグレートエクスカイザーにできるので初心者さんにも易しいキットだと思います。
勇者シリーズプラモデル化の企画が発表された際、候補リストの中からファンによる製品化希望投票が行われていました。
その攻めたラインナップに当時随分驚かされたのですが、今回のグレートエクスカイザーを見る限り今後のシリーズ展開が大いに期待できるキットでした。
さらに今後のシリーズが継続できるよう是非多くの人に手に取ってもらいたいキットだと思います。